こんにちは。
今年もお米作りをしようか迷っている早乙女です。土壌にとある危険なものがばら撒かれて一年。
街中の生活とは違って、生産現場というのは、よりリスクが高いものだとしみじみ思いました。
さて。
昨年の米苗づくりの始まりをここにアップしなければ。
初めての自然農米作り。苗はまるで花の種の様に陸に蒔きます。ちなみに種籾(たねもみ)の塩選をしません。有機だと生卵がバケツの中で立ち上がる程度の塩水で、浮いた種籾をはじきます。自然農ではただの水で同じことをしてよしとします。
これで苗の出来に不満はなかった。なぜか?自分なりに納得した点は2つ。
1.心配なので多めに苗を作り田植えの時に選別をした。
2.自家採種(種を買うのではなく、育てたものから次の種を採る)の本に書いてあったのですが、「長年やっていると・・・出来の良いものだけで継続していると、どういう訳かある日突然、種が絶えてしまう。これはちょっと出来そこないでは?というものも含め、ある程度まんべんなく採種しておくと絶えることがない。」ふむ。納得。特にもっとも観察しやすい人間を眺めると、つくづく納得。気になるのは「ある程度まんべなく」の時に自分はどの辺りに存在するのだろうか???これ以上は考えないことにする。
そしてこれが種籾を撒き終わったところの陸苗代(りくなわしろ)
場所は田んぼの中で、まずは広い範囲の表土を取り去る。そして中央の種もみを蒔くところに、その周りの表土を取り去った更に深いところの土を盛り上げる。(なんでも地中深めの土は雑草の種が少ないからだそうです)(しかしながら、耕すから地中深くに眠っている雑草の種が表面近くに表れて眠りから覚めるんだと何かに書いてあったことも)
そこからは、なかなか細かい作業が続きます。
種籾を蒔く。(私は適当にぱらぱらと・・・しかし自然農の先輩方は一粒ずつ等間隔になるように蒔いてました。置いていた!?)
覆土(ふくど・上から掛ける土)としてやはり地中ちょっと深めのものを用意して、種籾が隠れる程度に均等に蒔く。最初、豆とかゴマとかをより分ける網目の振いを使っていたのですが、「手で擦りすりしながら目分量でやればいいのよ~」と天の声。(下の田んぼからベテランが見かねてアドバイス)
そして何か板のようなもので上から鎮圧。不精な私は近くにあったプラスチック製の「てみ」を利用。
昨年の藁を3等分の長さに切ったものを上からぱらぱらと・・・掛ける。
ここまでの作業をいつやったか? なんと4/21! 有機から遅れること2週間。「より自然のサイクルに合わせて・・・」とまた天の声。
ビニールトンネルなどはしない。
なので、5月初めまで心配な遅霜が頭をよぎり、ぱらぱらの藁の上から、今度は長いままの藁を敷き詰めてみる。もしこれがお布団だったら重いよぉ~と言ってしまいそうなくらい。気温が上がったら少しずつ布団をはがしていこっ、と、仕事を一つ増やす。
最後に風で藁が飛ばないように近くにあった笹竹などを載せ、カラスよけとして周りにロープをはる。
(カラスはこれでも寄ってきた模様。後々、何度かロープが引きちぎられていました。)
芽が出るのは、なんとなんとここから3週間後!なぜなら、発芽を促す種浸しをしないから。陸苗代で水も撒かない。まさに自然まかせ。
ちなみに低温殺菌もしませんでしたが、収穫まで特に問題はありませんでした。
長くなってきたので、苗づくり前半として、今回はここでまでにします。
この後に咲くレンゲも撮影しておきました。
↑こういうの大好き。ミクロ的なんだけどマクロ的。両手で抱えたら宇宙を抱えたような気分にさせてくれる。
↑ 角度を変えてもう一枚。見えるかな~。下のベテラン自然農の田んぼには麦が!麦の収穫が終わってから田植え。明るい緑が規則正しく四角を作っているところです。
はぁ~っ。今年はどうしよう。早生のコシヒカリを作るから、昨年よりも2週間は早く陸苗代を作りたい。
うぅ。人生始まっての無力感。自然が破壊されるとは、そこで生きるものの勢いが弱まるということのようです。
既述の「ある程度まんべんなく」で私はどの辺り?とやっぱり疑問が・・・。
あらっ!? こういう答えが出そうもない愚問には天の声が聞こえてこない。
ケイト

































































